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もったいなくない割り箸

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最近 森林ボランティアにいっていると書きましたがそれに関してちょっと


昨年の秋から 奥多摩の鳩ノ巣で森林ボランティアにいっています。

一昨年 森のたねさんにキャンプの案内をお願いしてから自分でももっと森のことを知りたいとおもい JUON NETWORKさんのボランティア活動の案内にたどり着きました。

昨年の秋から森林ボランティア青年リーダー養成講座に応募しました。もう青年ではないですが ぎりぎりセーフということで参加させていただきました。


11月から1月まで毎月一度 1泊2日で鳩ノ巣へ行きベテランの講師の方にノコギリやナタの使い方や倒木の仕方や 倒した木で道づくりなどを教わりました。



なかでも興味深かったのはJUON NETWORKの取り組んでいる「間伐材の割り箸」

割り箸というともったいないというイメージがあり 

一部の外食産業では洗える箸に替わったところもおおいようです。

ですが ここの割り箸はもったいなくないのです!

箸に使われる材は 製材してでた端材や 森の育成のため必要な間伐をし

伐り倒されたを使用しています。また その材の加工作業は障害者施設の方に依頼し

つくられています。施設の方にとっても重要な作業の一部になっているそうです。

また 使用後の箸はパーティクルボード(カラーボックス等の家具に使われる材)

の材にも使われます。

また 大きな施設で割り箸を使う事のメリットして生活排水の水質汚染の軽減につながったり(現在は工場排水よりも生活排水の方が環境によくないというデータがあるようです。)

昔から割り箸が使われていた文化のおかげで衛生上にも一役かっているようです。

ただ この箸にもデメリットもあります。

生育の行き届いていない細い材木や 切れ端を使っているので

一部折れやすい事もあります。

価格は現在「間伐材の割り箸」は裸箸(袋ナシ)で一膳2.5円ですが

割り箸の使用総数の90パーセント以上である輸入割り箸は一膳1.0円です。

(輸入割り箸は中国産がメインでしたが最近では中国の森林破壊も深刻になり

現在にはベトナム産などが増えているようです。)

デメリットもありますが 1食2.5円で私たちの住む日本の森や水の環境が

保たれるのであれば国産の「間伐材の割り箸」を応援したいですね。


JUON NETWORKの事務局長 鹿住さんの書かれたこの本に詳しく書いてありますよ
もったいなくない割り箸_f0222248_09161863.jpg




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