自然をお手本に
寒い寒い日が続いています。
私の故郷でも大雪でアーケード崩壊のニュースがあり心配しています。お見舞い申し上げます。
雪よかしも本当に大変だろうと思います。どうか気をつけて下さいね。
去年、出店させていただいたご縁で、最近、富山からもよくハチミツのご注文をいただきます。わざわざ本当に有難く、そしてお電話でのやり取りでは、富山弁をお聞きするのが嬉しくなってしまうyコです。
1月22日、東京にも雪が降りました。
深夜、雪も小降になってきて屋上に出てみました。しいんとして静寂で、真っ白でとても綺麗でした。
そんな時にミツバチはどうしてるの?大丈夫ですか?ってよく聞かれます。
ミツバチは冬眠はせず、仲間同士おしくらまんじゅうをして巣内の温度を上げ、暖をとり、貯めておいたハチミツを食べて越冬します。
気温が低いと花が蜜を出さないんですね。だから冬になる前に一生懸命に蜜を集めて、ハチミツとして貯蔵するわけです。
冬でも天気が良い時は、タンパク源となる花粉を集めに出たり、脱糞飛行をするのに外に出ます。巣内は出来るだけ清潔に保つように、死ぬ時も外で息絶えます。近所の方にも、よく「鈴木さんちの蜂が、うちの前で死んでたんだけど病気?大丈夫?」なんて心配されるんですけど、そういう訳なんですね笑
翌朝になって、天気良く、みるみるうちに降り積もった雪が溶け出しました。ミツバチ達も待っていたかのように、ちらほら外出し始めます。キラキラした光の中、あちこちから、嬉しそうに花達も顔をのぞかせているようで、誘われて私も屋上に出てみました。
自然はいいなと思いました。
雪が降っても、嵐が来ても、じっと耐えてる。
ただそこに在って、全てを受け入れて、命を全うするだけ。
なんて儚くて美しいんだろう。
「そのままでいいんだよ」って言われたような気がしました。
数年間、ずっと悩んできたことがあったんだけど、やっぱり自然がお手本になって教えてくれます。
そして、命あってこそ、人間は右往左往したり、悩んだり考えたりも出来るわけで…
人間だからこそ、悩んだりもするわけで
悩むからこそ、今まで見えなかったものが見えてくることもあって
ちょっと思いついたというか、判ったというか、どうなるかは分からないけど、やってみようと思ったことがあったのだけど…
「それでいいんだよ」って言われた気がしました。
わけがわからなくなったら、「自然かどうか?」
不自然なことは、なるべく避けて
自然の営みをお手本に
只そこに在って、風に身を任せたり、花を咲かせたり、雪の冷たさや重みに耐えたり、自分らしくやるべきことをやり、天寿を全うすればそれで良いんじゃないかなと。
そうやって空を見上げれば、心も軽くなって
もしかしたら鳥みたいに飛べちゃうかも。
と、実は本気で思っていたりします笑
色んな日があって、色んな事があったりするけど何年か後に
より自然に心地よく、好きなことを楽しく笑ってやっている人に私はなりたいです。yコ